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どんぐり喰い

刊行を記念して、第1章を出版社のホームページで、試し読みができます。

表紙周りと、各章の扉ページに、1点ずつの木版画での挿絵を担当しました。YA(ヤングアダルト)です。
内戦後のスペインでのお話。貧しさと不条理ななか、少年が逞しく成長していく姿を描いています。
アンダルシア地方の乾いた赤茶の大地。
お話を書いたのは、オランダの児童文学作家エルス・ペルフロムさん。
夫の少年時代の話を元に、「どんぐり喰い」を書かれました。


「どんぐり喰い」
エルス・ペルフロム /作
野坂 悦子 /訳

森枝 雄司/装丁
早川純子/絵


水越里香/編集

福音館書店より
2,310円(税込)
ISBN:978-4-8340-8636-2


内容(出版社の本の紹介ページから、転載)
<主人公の少年クロは貧しい家計を助けるため、学校をやめて働きに出る。
豚やヤギの世話、建築現場の下働き……。
内戦終結からまもないスペイン・アンダルシア地方で、人々は貧しさや社会の不条理に耐えながらも誇り高く生き抜き、クロもまた、たくましく成長していく。
オランダを代表する児童文学作家エルス・ペルフロムが夫の少年時代の話をもとに描き、オランダで最も優れた児童文学に贈られる「金の石筆賞」に輝いた名作。>


「どんぐり喰い」の刊行を記念して、12章のうち、第1章「森」が、
期間限定で、試し読みの公開されています。
2021/11/8(月)~2022/10/31(月)まで。

試し読みリンクは、こちらから。
下記リンクからも。
https://www.fukuinkan.co.jp/detail_contents/?id=173


また、作者のエルス・ペルフロムさんの日本の読者へのメッセージ。
訳者の野坂 悦子さんの特別エッセイも、同じく出版社のホームページに掲載。リンクされています。
合わせてご覧ください。

この本の挿絵に使用した板木

エルス・ペルフロム さんの本。同じ出版社(福音館)からもう一冊、単行本で出ています。
こちらも合わせてぜひ読んでみてください。

第八森の子どもたち

エルス・ペルフロム 作 / 野坂 悦子 訳 / ペーター・ファン・ストラーテン 画
出版社の紹介ページ

第20回 日本 インドネシア SSIA美術展

Ornament TREE 2021  ご褒美と贈り物

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